ミラノにいた年月

このところの外国為替市場の円相場が144円まで下がったという経済事情の話題が大きいようだ。

つい、新聞記事にあった年代別の高低相場表を見ていたら、あの365円時代に渡米したころを思い出した。そこで、作成している個人データを見てみたら1970年からだった。(新聞の年表では70年代は無く、85年で250円、88年辺りで一挙に150円ほどになり、以降は100円前後で推移)。

ついでに自分のデータをみると、イタリアに渡ったのが71年6月で30才の時。ミラノの住居を返却したのが何と96年(55才)。25年も借りていたのだ。実際には79年(38才)の時、結婚のため帰国して、それ以降は行ったり来ただったりだったのだが、為替相場が激変した時代だった。

今、思うと、よくこんなに動き回っていたものだと自分ながら感心する。