恐ろしい情報管理

「恐ろしい情報管理」というと、国際スパイの話かと、思われるかもしれないが、どっこい、個人事務所のワード記録70ページ余りが、あっという間に消えた、という小さい話。

タイトルを私家版と、公開版に分けようといじっていたら、消えた。

江戸末から現在までの公的記録のうち、自分に興味のある、あるいは職能的に関係のある事象をデータ保存し始めて2年ほどになる。まさか消えるとは思っても居ず、まだ、CDに取っておこうなどとは思いもしなかった。

プロに相談しているが、ソフトの購入が必要とのこと。しばし暗闇の合掌。

 

コンピューターはやはり難しい。教わったことを越えると何が何やら全く分からない今は、何とも空恐ろしい気持ちになっている。

本の整理や器物の整理で、捨てなければならないと思いつつ、モノへの愛着が人生のすべてのようなところがあるので、一向に進まない。時間はどんどん経つ。本当に恐ろしい気持ちがこういうコンピューター騒動で倍加する。