若い世代に教わる

フェイスブックを検索していたら、講義をオンラインで流す記録が出てきた。ちょうど以前から知っていた(面識があるということでなく)自称アート・サイエンティストとでも言うのか、スプト二子という芸名(?)の女性が出てきたので(MITメディアラボ助教授として何度も出てきているし、英国人の母との混血で、僕の知人もいるロイヤルカレッジ・オブ・アーツの出身ということでの親近感もある)、何となく自宅講義を聞き始めた。ちょっとのつもりが、オンライン講義というのものと、その話が以外に面白く、とうとう45分位か、見てしまった。いつの間にか、我が母校の東京芸大の准教授になっていた、ということもある。

若い世代の教師が20~25位までの学生レベルに講義する、というのを聞くチャンスも今ではほとんどないわけだから、時代認識という意味でも参考になった。

外国生活が教えてくれた、日本人のよく判らない所についての体験的な発言が面白かった。やはり、自分、言い換えれば主体の発見が問題視されていた。最近、卵子を保存する会社を立ち上げたということでも、若い世代だな、時代は変わりつつある、という実感をもらった。