AF-Forumへのご案内

 神田順先生らと語り合うことになった。(Hatena Diaryと同じ原稿)

具体的な意図は以下に書かれているので、ご参照願いたい。

それにしても、ブログへの転載が遅れた。開催は来週の月曜日である。

神田先生は、東大名誉教授。落選したが、去年、東京都大田区々長選に立候補もした。

イタリアン・セオリーとは言っても観光案内ののようなのではなく、哲学的な観点での、現在の日本事情への転用のために活かされている考え方のことである。

直接に参加しても構わないと、事務局から了解を得ています。

参加をお待ちしています。

 

 第31回 AF-Forum
現代社会における設計行為と法規制 ―イタリアン・セオリーから考える―


コーディネーター:神田順
パネリスト:大倉富美雄(大倉富美雄デザイン事務所代表)、松井健太東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻 学術支援職員)

日時:2020年2月17日(月)18:00~★開始時間が通常と異なります
場所:A-Forum

101 -0062  千代田区神田駿河台1-5-5 レモンパートⅡビル 5F

(JR御茶ノ水駅を御茶ノ水橋側に出て本屋街の方へ南下。すぐに右手に明治大学キャンパスが。その手前の路地を右手に入って、化学会館を越えた所)

tel: 03 - 5281 - 7880   fax: 03 - 5281 - 7881
参加費:2000円(懇親会、資料代)、学生1000円
参加申し込み:こちらのフォーム よりお申し込みください。
*「お問い合わせ内容」に必ず「第31回AF-Forum」とご明記ください。

イタリアン・セオリーとは、岡田温司の同名著書によっているが、現代社会の生き方を考察するイタリア哲学の思考を指している。建築基準法が膨大な規制の集合となって建築設計における知的生産の足かせになっている面が指摘できることは誰も異論のないところと考えるが、なかでも構造設計が創造的行為となり難い現状を、広い視点で論じ、専門家活動としての活性化の道を模索する。

類似の試みは、過去に2回実施されている。最初は、2015年11月9日に、日本デザイン協会とインダストリアルデザイナー協会の共催で、「Turning Pointに差しかかったデザイン・建築・環境について語り合おう」ということで、議論がされた。神田から建築基本法制定を議論する中で、イタリアン・セオリーが現代社会の根本的な問題を解き明かしており、専門家が専門家たりうるための鍵となる旨の発言をした。その後、2019年2月26日に、日本デザイン協会と日本建築家協会関東甲信越支部デザイン部会との共催で、「日本型規制社会と知的生産―イタリアン・セオリーから学ぶもの―」と題して、建築家を中心にトークイベントをもった。

建築基本法制定の議論が建築の構造技術者を中心として始まったこともあり、過去2回の議論を構造技術者も含めたものにしたいということが、今回のフォーラムの趣旨である。パネリストとしては、前2回のコーディネータである大倉富美雄氏と、イタリア現代建築歴史を専門とする松井健太氏をお呼びして、イタリア、建築と政治、法規制の役割などをキーワードとして活発な議論を展開したい。-