錯雑とした近況

この「ブログ」に移ったら、入り口でまた「ダイアリー」と「ブログ」になっていてよく判らない。しばらく出まかせで書いていくことにする。

 

このところ、些細だが実にいろいろのことがあって、思考は錯綜している。思い出すことから。

発明協会の専門委員会で面白いことが起きている。「意匠」部門にとって、いい話になるといいが。全体選考会議の結果を待たないと何も言えないが。3/28

・JIDA(日本インダストリアルデザイナー協会)の一委員会主催だろうが、「クリエイティブ関連支援施策」について話の場が持たれ、経産省関東経済産業局の幸物正晃課長補佐が実情を離した。重要な点は、個人レベルなら補助金申請に応募しな方がいいということ。判っていることだが残念なことだ。自著の「クリエイティブ〔アーツ〕コア」を献本して、これからの日本のモノづくりのあり方を想定し、多面的に考えて貰うよう促した。3/22

・この後、昔、ゼネラル電気勤務時代にJIDA会員だったという佐藤勝義さんという方のトークがあり、偉い人だと感心。

その後、台湾へ、そこから中国に移って事業を拡大、現在に至っているようだ。デザイン・ビジネスから発展し、中小ながら中国でモノづくりに成功したようで「是非訪ねてきてくれ」と言われた。AI化が進む中でのモノを売る現状についてよく把握している。縁を保てればいいなと思っている。3/22

・港区役所主催の「クリエイティブシティMINATO」に出席。植田浩史慶応教授、長山宗広駒沢大教授が解析と、実働経験を語った。個人の立場について、どちらにも質問した。3/9

静岡文化芸術大学デザイン学部卒業生の内、卒制展示希望者の東京展示会初日パーティに参加。特に目を引く作品は無かったが、こんなものかと。少々、自己宣伝。3/8

・久しぶりにイタリア文化会館に。北川原温さんが対談相手に出るというので。何かしら講演会を聞いていても、居心地が良くない雰囲気を分析するような気持ちで、後から館長のパオロ・カルベッティ氏宛に献本と共に、和文参照をお願いしながら、かなり時間を掛けて手紙を送った。内容は日本語とイタリア語がもたらす齟齬について。3/20、手紙は3/25送信。

・自宅エレベーター設置につき、確認サービス村上さんを訪問。3/28

なお、2/18には港区役所に先行相談に行っている。

・「MASセミナー」テーマは「人と空間」。JIA(日本建築家協会)港地域会のイベントで、難しいテーマと思ったが、20人ほど集まり、それなりに盛り上がった。3/23

・港区環境審査会。現地を2か所ほど見て回った。3/12

・別の港区景観審議会。区民が選ぶ港区の景観応募の予備審査。メインテーマが「東京タワーと景観」なので、あたかも港区のシンボルが東京タワーであるかのような印象に。3/25

・墓参。鎌倉霊園及び建長寺内宝珠院。霊園の近くにある和食の峰本でランチをとるのが楽しみ。3/19

など、など。

 

 

 

 

クリエイティブシティMINATOを考える

東京都港区は全国的に見てrも、市民の「クリエイティブ能力」の高い地域であることが判明した。

今日はこのことの報告と講演会で、データの紹介と、これに基づく港区の産業対応策について意見や提案が述べられた。データからの状況紹介は、慶応経済学部の植田浩史教授、地域の活性化については世田谷区での体験をベースに若い駒沢大経済学部の長山宗広教授。

どちらの報告、講演に対しても、手を挙げて意見を述べた。

前者には、企業という視点が多かったのに対し、個人の存在についての視点を要求。また「デザイン業」の広範さについても指摘した。

後者には、以上の背景を意識する観点からイタリア体験も加え、個人事業者の救済(損失の補填は?、事業報告などはどうしているか)について、さわやか銀行のサポート如何や、世田谷区住民による「空き家対策グループ活動」などについて問いただした。

ご両人とも誠意をもって返事をいただいたが、どちらも、港区はクリエイティブ企業の育成には向いているとの判断を示していた。

今後の課題は、どうプラットフォームを創っていくかだ。

 

「日本型規制社会と知的生産」というテーマで語る

「ダイアリー」から、この「ブログ」へ移して、急に書く義務感のようなものが薄れてしまった。

意識している記載フレームが変わると、こんなことになるのだろうか。

改めて書く努力はするが、ゆっくりと始動したい。

 

2月26日に「日本型規制社会と知的生産」というトーク・イベントを行ったが、結果的にとても良かったと思っている。それは、こういう抽象的なテーマでも、語って表に出す事によって、何が言いたいのかについて実体性が出てくる、ということが実感できたからだ。第三者コメントが聞けるということも有効だ。

後程、自己検証するつもりだが、取り急ぎフェイスブックで連健夫さんや成岡茂さんがこの会のことを報告してくれていて、それに自分も答えているので、参照して頂ければありがたいと思う。